ハウスの中でしょんぼりしている麦さんの横で
寝袋にくるまってうとうとしていた早朝3時半頃。
外でゴトンと音がした。
薪がひとつ転がったような、、、
一番近い窓から外を見るが、メガネもかけてないし暗いし眠いし
気のせいか、、、と、再びうとうとしようとするが
ちょっと引っかかる事があってむしろ目が冴え
耳をすます。
再びゴトン。
来た。
アイツだ。
急いでキッチンの窓から外の暗がりに目をこらす。
今度はメガネもかけてるし暗いけど眠くない。
いたーーーーー!!!
そこには大事な大事な干したばっかりの柿をむさぼり食う
でっかい動物が!
コンニャローと窓を大きな音をたてて開けてやった!
ヤツは「は?」って顔で
飼い猫が登っちゃいけない食器棚から降りるみたいに
ゆっくり柿から離れていった。
バッ、バッ、バカにしやがって!
でもあの感じだともう一回来る!と
おばちゃんのカンを働かせ
アンパンとコーヒーは無かったけど張り込み開始。
張り込みから30分。
再びヤツは現れたーーー!
あれ?さっきのよりシュッとして小さい?
さては親子の犯罪か?もしくは夫婦?
まいっか、今度はライトを照らして驚かす作戦。
ここぞという瞬間パッとライトの光を当ててやった。
我が家のあたり、とても寒い所。
窓は複層ガラスと相場は決まってる。
ご存知の方も多いと思うが、
外が暗い時、室内から複層ガラスにライトを当てると
反射してむしろ自分が眩しい。。。
ヤツは目だけをキラッとライトに反射させ
目がチカチカしている私を横目に
「ぷっ」って顔して悠々と去っていた。
ご覧いただけるだろうか左の黒い柱。
まるで呪われた柱のように
野生動物の足跡だらけ
実は昨年も野生動物に柿を根こそぎ持って行かれ
まるで「柿って言ったら負けね」みたいな雰囲気で
しばらく「柿」ってワードが我が家から消えた事があったんです
今年は幾つ残るかな〜
足跡や暗がりのシルエットから
犯人はハクビシンかアナグマ、、、か、イタチ
多分ハクビシン、、、クッソー!